本記事の内容
・テンパイに気付いても放銃してしまう人が振り込まない方法
・あなたがリーチをした後に振り込まない方法
・攻めすぎている人が振り込まない方法
・テンパイに気付かない人が振り込まない方法
今回は麻雀で勝つために大事な要素である、振り込まない方法について解説します。
麻雀で勝つためには振りこまない要素は必須です。
麻雀の勝率が高い人は振り込む確率が低いのです。
麻雀が強いひとは振り込まない人と言っても過言ではありません。
実際にMリーガーのトッププロなどは放銃率(振り込む確率)が10%以下です。
そんな重要である、振り込んでしまう原因には大きくわけて下記の4つあります。
振り込んでしまう原因
・テンパイに気付いているのに振り込んでしまう
・テンパイに気がつかずに振り込んでしまう
・攻め込みすぎて振り込んでしまう
・リーチをした後に振り込んでしまう
そんな原因に対しての振り込まないための方法を今回は解説していきます。
本記事を読み終えるころには、原因ごとに振り込まないためには何をしたら良いのか、わかるようになりますよ。
前置きが長くなってしまいましたが、それではさっそく本題へいきましょう。
目次
テンパイに気付いても放銃してしまう人が振り込まない方法
まずは相手がリーチしている時や、「テンパイしているだろうな」と気が付いているのに、振り込んでしまう人が振り込まないようにする方法を紹介します。
そんな方への振り込まないようになる方法は下記の3つです。
テンパイしている相手に振り込まないようになる方法
・安全牌の理解を深める
・待ち読みを理解する
・中途半端におりない
1つずつ解説していきます。
安全牌の理解を深める
安全牌とはどういうものなのか理解を深めましょう。
相手がテンパイしているとわかっているのに振り込んでしまうということは安全牌ではない牌を捨てている証拠です。
どの牌がどれくらい危険なのか理解していないと、降りても振り込んでしまいます。
まずは安全牌とはどういうものなのかを理解し、安全に降りられる能力を身につけましょう。
ちなみに安全牌とはどういう牌なのかは、下記の記事で見ることができますよ。
>>>麻雀の降り方を解説【降りる手順とコツ、安全牌の選び方も紹介】
待ち読みを理解する
牌の枚数や捨て牌などから、相手の待ちが何の可能性が高いのか考察できるようしましょう。
相手の待ち牌を予想できなければ、安全牌が無くなったときにいずれ振り込んでしまいます。
当然プロでも読み違いや、安全牌がなくなって振り込んでしまうことがあります。
しかし待ち読みが少しでもできれば、必ず振り込む確率を下げることができます。
あなたも待ち読みをしっかり身に着けて振り込まないようにしましょう。
ちなみに待ち読みのやり方については下記の記事で見ることができますよ。
>>>麻雀で待ち読み手順を解説【考え方や捨て牌から推測する方法を紹介】
中途半端におりない
降りると判断した場合には中途半端に降りるのをやめましょう。
「スジ牌だから、これぐらいは捨てても大丈夫でしょ」くらいの気持ちで振り込んでいる事が多いです。
当然形式テンパイなどにより順位が変動する時や、手牌の期待値が大きい場合には粘ることが必要な局面もあります。
しかしまったく期待値の無い、待ちの悪い状態でも形を崩すのが嫌で中途半端におりる人が多いです。
状況をしっかり把握して、降りる場合には現物などをしっかり捨てていけば振り込まないようになります。
あなたがリーチをした後に振り込まない方法
次にあなたがリーチをした時に振り込まない確率を増やす方法を紹介します。
リーチ後に振り込まないようにする方法は下記の3つです。
あなたのリーチ後に振り込まない方法
・山読みをする
・確率の低いリーチを控える
・愚形リーチを避ける
一つずつ解説していきます。
山読みをする
山読みを出来るようになれば、振り込まない事が多くなります。
その理由は、リーチでのツモアガリ確率を増やすことが出来るからです。
あなたがアガル事をできれば、必然的に振り込まないようになるのです。
例えば「最初にをみんな捨てているからは山に残っていそうだな。ペンチャン待ちだけど待ちリーチしよう!」などです。
上記のように捨て牌などから山読みをしてリーチをすれば、ツモアガリ確率が増えるので結果的に振り込まないようになります。
ちなみに山読みのやり方については下記の記事で見ることができますよ。
>>>【麻雀】山読みのやり方をプロ雀士が解説[誰でも出来る方法]
確率の低いリーチを控える
おおよそで良いのでリーチの成功率を確認をして、リーチするかの判断をすると振り込まなくなります。
リーチをして振り込んでしまう時は、なかなかアガることができなくて、捨て牌により現物をたくさん見せてしまう事による原因があるからです。
現物がたくさん出来ることによって、相手の攻め込むスキを与えます。
その結果振り込む確率をあげてしまうのです。
例えば、アガリ牌があと1枚しか無い状態でリーチは危険しかありません。
テンパイしたらなんでもリーチをするのは控えて、しっかりアガルことができそうなリーチをするようにしましょう。
愚形リーチはなるべく避ける
愚形リーチを避けるようにすると振り込む確率が減ります。
当然ですがアガリに繋がる確率が低いからです。
ペンチャンカンチャンはどちらもアガリ牌が4枚しか存在しません。
136枚中4枚だけです。確率は2.9%しかありません。
さきほど紹介したように、山読みや場の状況により有利な場面もありますが、基本的には避けるべきです。
愚形テンパイでリーチをすると不利になることが多いです。
なるべくリャンメンの理想形でリーチをすることにより結果的に振り込まないようになります。
攻めすぎている人が振り込まない方法
攻撃は最大の防御と言いますが、やはり攻めすぎると振り込む確率が高くなります。
そんな攻めすぎている人が振り込まないようになる方法は下記の4つです。
攻めすぎている人が振り込まない方法
・降りるタイミングを明確に決める
・受け入れを減らして攻める
・安全牌を持ちながら攻める
こちらも一つずつ解説していきます。
降りるタイミングを明確にする
降りるタイミングを明確にすることによって振り込まないようになります。
降りるべき時に降りられずに振り込んでしまう事が多いからです。
例えばリャンシャンテンの時にリーチされた時には通常降りるべきです。
もちろん順位が大事なオーラスなど降りることができない局面もあります。
しかしそんな大事な局面でもないのにリャンシャンテンからムスジの牌をバシバシ捨てていく人は振り込む確率が高くなります。
おおまかなセオリーとしてイーシャンテンであれば攻めるのもありと認識し、リャンシャンテンであればなるべく降りる選択をしましょう。
受け入れを減らして攻める
攻める時には受け入れを増やすことだけを考えずに、受け入れを減らすことも考えましょう。
後半になればなるほど、不要になった牌で振り込む確率が大きくなるからです。
下記の例で説明します。
イーシャンテンの手牌
上記の状態では の6種類22牌の一つを引くとテンパイです。
しかしとを引いた場合はピンフが付かなくなるし、自分で使用しているので残り枚数も4枚しかありません。
ならばを捨てて受け入れを 4種16牌を引くとテンパイの形にしてしまうのです。
受け入れ枚数は20枚から16枚へ減ってしまいますが、後々までを残しておくリスクを減らすことができます。
当然を捨てるかわりに、安全牌を1枚残しておきましょう。
巡目や、相手の速さなども考えて、持つ牌をスマートにすることにより振り込まないようになるのです。
ちなみに安全牌の考え方に関しては下記の記事で見ることができますよ。
>>>麻雀の降り方を解説【降りる手順とコツ、安全牌の選び方も紹介】
安全牌を持ちながら攻める
安全牌を持ちながら、攻めるようにすると振り込まないようになります。
当然ですが、手牌を必要な数牌ばかり集めて、相手の現物を持っていない状態でリーチをうければ、振り込んでしまいますが、安全牌があれば避けることができるからです。
動画対局で見ているとわかりますが、シャンテン数と安全牌の数を合わせている人が多いです。
例えばあなたがリャンシャンテンの状態であれば安全牌を2枚持って、イーシャンテンになったら安全牌を1枚減らすというやり方です。
あなたも自分のシャンテン数に応じて安全牌を持ちながら攻めることにより、振り込まないようになります。
テンパイに気付かない人が振り込まない方法
次に相手のテンパイに気づかずに、無警戒の状態から振り込んでしまう人用の振り込まないようになる方法を紹介します。
テンパイに気が付かず振り込む人が、振り込まないようになる方法
・おおよそのシャンテン数を読む
・鳴き読みをする
・相手の点数を予想する
一つずつ解説していきます。
おおよそのシャンテン数を読む
相手の捨て牌から進みぐらいを確認するようにしましょう。
とくにシュンツ系を作るときの捨て牌であれば進み具合がわかりやすいです。
相手が3~7の牌を捨て出したタイミングで「危なくなってきたな」と解釈できます。
例えばシュンツ系で手を進める場合は受け入れの広い牌を残す為、自然と最初は下記のような捨て牌になります。
シュンツ系をねらう場合の捨て牌例
上記のように[字牌⇒端牌⇒不要牌]という流れが自然な形です。
この状態から3~7の牌が捨てだしたら、必要なブロックが揃いだした証拠です。
更にターツ落としなどがあった場合には、イーシャンテン以上と思ってよいです。
その後ツモ切りが続いたりしたら、「あれ?イーシャンテンかな?」「テンパイしているのかな?」と予想をたてるようにしましょう。
その結果、先に危険牌を捨てるなど、対応が可能になり、振り込まないようになっていきます。
ちなみに相手の危険牌など予測する方法は下記の記事で見ることができますよ。
>>>【麻雀】山読みのやり方をプロ雀士が解説[誰でも出来る方法]
鳴き読みをする
相手が鳴いている時には、手牌を読むようにしましょう。
鳴いている相手は、リーチをしない為しっかり見ていないと振り込んでしまいます。
だからと言って鳴き読みをするのは簡単ではないので、危険察知するのに下記の表を参考にしてください。
【鳴いた時にテンパイしている確率表】
巡目数 | 鳴き1回 | 鳴き2回 | 鳴き3回 |
1~6巡目 | 10% | 30% | 50% |
7~12巡目 | 30% | 50% | 80% |
13~18巡目 | 50% | 80% | 90% |
当然1~6巡目に1回鳴いてすぐテンパイしている時もありますが、そんな稀なケースを怖がって安全牌ばかり打っては永遠にアガルことができません。
鳴き読みできるようになるのが理想ですが、まずは上記の表を使い、鳴いた相手を警戒することにより振り込まないようにできます。
ちなみに鳴き読みの方法については近々更新する予定です^^
相手の点数を予想する
相手の点数を予想して高い点数を振り込まないようにしましょう。
当然ですが、大きな振り込みをしない為です。
少し論点がずれてしまうかもしれませんが、高い手に振り込まないことも重要です。
例えば、相手が役牌を鳴いています。
通常であればすぐに警戒する必要はないですが、赤ありルールなのにあなたからドラが一枚も見えていません。
しかもあなたは3シャンテン。
あなたはどう考えますか?
あなたの手牌以外のどこかにドラが7枚(通常のドラ4枚+赤ドラ3)隠れています。
鳴いた相手の点数を場の状況から予想しましょう。
その結果、降りる選択肢も増えて高い点数を振り込まないようになるのです。
まとめ:あなたが振り込んだ要因を確認し対策することにより振り込まないようになる。
今回は麻雀での振り込まない方法について解説しました。
振り込まない方法は振り込む理由によって対策方法がかわります。
あなたも今の自分を見つめ直し、何が原因かを突き止めてから本記事で紹介した内容を参考にしてみてください。
今回は以上です