本記事の内容
- 放銃率とは
- 理想の放銃率とは
- 放銃率を下げる方法
今回は麻雀をする中でとても重要な放銃率について解説していきます。
極端なはなし、放銃率によって麻雀のレベルが測れると言っても過言ではありません。
放銃回数が増えることにより、当然相手の点数は増えあなただけ減点していくので順位も落ちます。
そんな重要である放銃率について今回は解説していきます。
本記事を読み終えるころには、放銃率の意味を理解し、理想の放銃率を知ることができますよ。
それではさっそく本題へいきましょう。
放銃率とは
まずはじめに放銃率について下記の順番で解説していきます。
放銃率とは
- 振り込んでしまう確率
- 放銃率が高いと負けが多くなる
- アガリ率のバランスで評価する
一つずつ解説していきます。
振り込んでしまう確率
放銃率とはその名の通り振り込んでしまう確率のことです。
例えばあなたが100局麻雀をした時に1度しか放銃しなかったとすると放銃率1%ということになります。
放銃率が20%だったとしたら100局中20回は放銃しているということです。
あなたが振り込む回数を減らせば減らすほど確率が減っていくのが放銃率です。
放銃率が高いと負けが多くなる
放銃率が高ければ高いほど、負けているプレイヤーということになります。
その確率であなただけが点数を支払っているからです。
放銃により点数を支払うとあなただけがマイナスになるため、順位が大きく下落します。
放銃率が上がるに比例して平均順位は下がっていくのです。
アガリ率のバランスで評価する
放銃率はアガリ率との比較で評価を行います。
放銃率が高くてもアガリ率が高ければその分点数を増やしていることになるので問題ありません。
例えば放銃率が20%を超えていたとしてもアガリ率が50%を超えている場合にはとても麻雀が強いことになります。
アガリ率が高ければ放銃率が多少高くても問題ないと言えるのです。。
理想の放銃率とは
放銃率について理解を深めたところで理想の放銃率について下記の順番で紹介します。
理想の放銃率
- 13%以内
- アガリ率=[放銃率+11%]
一つずつ解説していきます。
13%以内
放銃率は13%以内に収めましょう。
さらに理想を言うと11%ぐらいまで下げられるとベストです。
その理由としては麻雀ゲーム天鳳での天鳳位(一位)によるデータが挙げられます。
過去天鳳位になった方々のほとんどが放銃率12%以下です。
45万人の中から1位になるためには11%~12%の放銃率が目標ということがわかります。
簡単なことではありませんが、あなたも放銃率を調整する場合には11%~12%を目標としましょう。
ちなみに天鳳位のデータに関しては下記の外部リンクにて見ることができます。
外部リンク>>>四麻天鳳位15名牌譜解析
アガリ率=[放銃率+11%]
アガリ率については放銃率が11%だった場合約22%が理想となります。
こちらも先ほどと同じく天鳳位によるデータからの結果となります。
過去天鳳位に登り詰めた方々は、ほぼ等しく11%の差がありました。
数値で示すと役22%のアガリ率です。
上記のデータから麻雀で強くなるためには放銃率が11%に対してアガリ率が22%前後が理想ということになります。
放銃率を下げる方法
放銃率の重要性を知ったところで、放銃率を下げる具体的な方法を紹介します。
放銃率を下げる方法
- 鳴き読みをする
- むやみにリーチをしない
- 降りる判断をする
一つずつ紹介していきます。
鳴き読みをする
相手が鳴いている時には、手牌を読むようにしましょう。
鳴いている相手は、テンパイしているかわからない為、しっかり見ていないと放銃してしまいます。
だからと言って鳴き読みをするのは簡単ではないので、危険察知をするのに下記の表を参考にしてください。
【鳴いた時にテンパイしている確率表】
巡目数 | 鳴き1回 | 鳴き2回 | 鳴き3回 |
1~6巡目 | 10% | 30% | 50% |
7~12巡目 | 30% | 50% | 80% |
13~18巡目 | 50% | 80% | 90% |
当然1~6巡目に1回鳴いてすぐテンパイしている時もありますが、そんな稀なケースを怖がって安全牌ばかり打っては永遠にアガルことができません。
鳴き読みできるようになるのが理想ですが、まずは上記の表を使い、鳴いた相手を警戒することにより放銃率を下げることができます。
ちなみに待ち読みのやり方については下記の記事で見ることができますよ。
>>>麻雀の待ち読み手順を解説【考え方や捨て牌からの推測方法を紹介】
むやみにリーチをしない
リーチの成功率を確認をして、するしないの判断をすると放銃率が減ります。
リーチをして放銃する時は、なかなかアガることができない時に、捨て牌により現物をたくさん見せてしまう事による原因があるからです。
現物がたくさん出来ることによって、相手の攻め込むスキを与えます。
その結果ツモ切りして出来ないため放銃してしまうのです。
例えば、アガリ牌があと1枚しか無い状態でリーチなどです。
テンパイしたらなんでもリーチをするのは控えて、しっかりアガルことができそうなリーチをするようにしましょう。
ちなみにリーチの成功率をあげる山読みの仕方については下記の記事で見ることができますよ。
>>>【麻雀】山読みのやり方をプロ雀士が解説[誰でも出来る方法]
降りる判断をする
降りる判断ができるようになれば放銃率を下げることができます。
降りるべき時に降りられずに放銃する事が多いからです。
例えば2シャンテンの時にリーチされた時には通常降りるべきです。
もちろん順位が大事なオーラスなど降りることができない局面もあります。
しかしそんな大事な局面でもないのに2シャンテンからムスジの牌をバシバシ捨てていく人は放銃率を高くします。
おおまかなセオリーとして1シャンテンであれば攻めるのもありと認識し、2シャンテンであればなるべく降りる選択をしましょう。
降りる選択をすることによりアガリ率を減らすことにはなりますが、放銃率を大きく減らすことができます。
ちなみに安全に降りる方法については下記の記事で見ることができますよ。
>>>麻雀の降り方を解説【降りる手順とコツ、安全牌の選び方も紹介】
まとめ:麻雀で勝てるようになる為には放銃率を調整することが大切
今回は麻雀の放銃率について解説しました。
放銃率の高すぎは当然負ける要員ですが、低すぎても攻めきれていない部分があります。
アガリ率と比較して理想の放銃率に調整することがとても大切です。
あなたも麻雀が上手くなりたい場合には放銃率を意識して打つようにしましょう。
今回は以上です。
ちなみに麻雀の上手くなる方法については下記の記事で見ることができますよ。