本記事の内容
- 麻雀のプロテストを受ける前に知っておくべきこと
- プロテストの内容
- プロテストに合格すると
今回はプロ雀士になる為のプロテストついて解説していきます。
最近ではMリーグなどの影響により、プロ雀士になりたいと思う人が増えてきました。
きっとこの記事を読んでいるあなたもプロになってみたいと思っているのではないでしょうか。
ちなみに私もそうでした☺️
今回はプロのなるためには何をすれば良いのかを解説していきます。
本記事を読み終えるころには、麻雀のプロテストをうける前に必要な情報を知り、プロになる方法がわかるようになりますよ。
前置きが長くなってしまいましたが、それではさっそく本題へいきましょう。
目次
麻雀のプロテストを受ける前に知っておくべきこと
まずはプロ雀士を目指す前に知っておくべきことを3つ紹介していきます。
紹介する内容は下記の内容です。
プロ雀士を目指す前に必要な情報3つ
・麻雀プロテストの合格率について
・麻雀プロ団体について
・プロになる場合の費用や拘束時間について
一つずつ解説していきます。
麻雀プロテストの合格率について
まずは一番気になるところだと思いますが、プロテストの合格率について解説します。
正確な数字ではありませんが20%~30%ぐらいです。
団体によってかなり違うようですが、多くの方に聞いた情報などから推測すると約2〜3割というところです。
*2021年時点での個人的な見解です。
時代によって変動があるようですが、最近ではMリーグなどの効果で受験希望者が増えていることもあり、厳しくなっている部分もあるようです。
あなたもプロ試験をうけるのであれば、2〜3割は突破するくらいの気持ちで受験しましょう。
麻雀プロ団体について
プロ雀士になるには麻雀プロ団体に所属する必要があります。
そして現在麻雀プロの団体として活動しているのは下記の5団体です。
麻雀プロ団体
・最高位戦日本プロ麻雀協会
・日本プロ麻雀連盟
・日本プロ麻雀協会
・麻雀連合(μ)
・RMU
団体により、ルールや規定、所属する選手など様々なものが違います。
あなたがプロになった時どうなりたいのかを明確にして、入りたい団体を決めましょう。
プロになった後の費用や拘束時間について
プロになった後には時間とお金が必要になります。
プロになるとリーグ戦への参加や各大会への参加が認められます。
それだけではなく、仕事を依頼されることも発生します。
所属する団体や、個人差もありますが土日の片方が常に予定が入るようなイメージを持っていてください。
そして費用についても所属する団体により異なりますが、登録費・大会参加費などお金がかかります。
プロ雀士を通した仕事や、大会での賞金などで増えることもあるので考え方次第と思ってください。
プロになった後に知らないと困る内容なので、必ず拘束時間と費用については確認しておきましょう。
プロテストの内容
次はプロテストの内容についての解説をしていきます。
プロテストについては各団体により異なるので、私が受験した最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテストをメインに解説していきます。
プロテスト受験の流れは下記の4つになります。
プロテストの内容
①書類審査
②筆記試験
③面接試験
④実技試験
一つずつ解説していきます。
書類審査
まずは書類審査からです。
予想でしかありませんが、書類審査で落とされるようなことはほとんどないです。
コンビニで売られているような通常の履歴書に必要事項を記入し期日までに送付するだけです。
各団体で送り方など細かく指示されているので、指示通り送ることができれば問題ありません。
筆記試験
プロテストのメインはこの筆記になると思います。
合格点が公表されているわけではないので、適当な事をいうつもりではないですが、目指すべきところは80点以上ではないでしょうか。
筆記テストの構成は毎年ほとんど同じ組み合わせなので、対策をすることができます。
過去問に関しては、各団体のHPで掲載されているので簡単に見ることができますよ。
ちなみに私が行った勉強方法は、過去問8年分を何度も何度も解き続けました。
多分10往復くらいしたと思います。
最初の頃は30点ぐらいだったのが試験前には平均90点を超えていました。
あなたもプロになりたいのであれば、まずは過去問を解き続けてみましょう。
何待ち問題で使える清一色の多面張については下記の記事で解説しているので是非参考にしてください。
>>>【麻雀】多面張の簡単な解き方を紹介【7枚形一覧も紹介】
ちなみに最高位戦の46期以降の場合は筆記テストの中に論述問題もあります。
論述問題については点数を教えて頂けなかったのでわかりませんが、あまりよくなかったと思います。
正直難しいです。泣きそうなくらい←
対策方法も難しいので、とにかく経験をつむしかないのかなと・・・。
ただ私も論述問題は良くない点数だったはずなので、他の部分で補うことができれば問題ないのではないでしょうか。
面接試験
筆記試験がおわると面接が行われます。
筆記試験の後に自己PRを書く時間を頂けます。
その文章をもとに面接をするイメージです。
面接の内容はどこまで書いていいのかわからないので、おおまかな内容だけ。
面接の内容
1 自己PR
2 団体を選んだ理由
3 テストの点数について
他にもたくさん聞かれますが、上記の内容は必ず確認されると思います。
自分のPRできる内容とその団体を選んだ理由くらいはしっかり伝えられるように準備をしておきましょう。
ちなみに私の自己PRを参考までに紹介します。
角野卓哉の自己PR
「私は会社に勤めながら、土日を利用してフリーランスのウェブデザイナーをしていた経験があります。もし御教会に所属できれば、その経験を活かしインターネットを通じて麻雀という競技の素晴らしさを一人でも多くの方に伝え、発展に貢献できるのではないかと考えています。」
です。あくまでも参考程度に・・・。
余談ですが、私の面接を担当してくれた方は、某有名なお二人方でした。
その一人は最高位戦日本プロ麻雀協会に所属したいと思った理由の御方だったので、吐きそうになるくらい緊張したのを覚えています。
面接の流れ
試験官「次の方こちらの席にどうぞ」
カドノ 「はい!」
有名プロ「今回面接を担当する○○です」
カドノ 「😳・・・・よ・・・よろしくお願いします!」←この瞬間に話す内容を全て忘れる
そのあとはほとんど覚えていません。
用意していた話したい内容を全て忘れてしまい、質問に対してくちゃくちゃの回答しかできなかった記憶があります。
あなたもプロテストを受けるのであれば、緊張対策必須です・・・。←
実技試験
最後に実技試験です。
こちらもあまり内容を公開してはいけない気がするのでおおまかな内容をお伝えします。
時間制限ありの半荘をします。
見られる内容としてはマナー面です。
マナー・ルールなどに書いてある通りしっかり動作ができているかを見られるので、準備すれば問題ないと思います。
ちなみに私は緊張しすぎていたせいか、30006000を20004000と間違った申告をしてしまいました・・・。
多少のミスは許してくれるのかもしれません。。。←
プロテストに合格すると
ここまでプロテストまでのことを解説してきましたが、合格後についても少し解説していきます。
プロテスト合格後の変化は下記の3つです。
プロ雀士になった後の変化
・リーグ戦への参加ができる
・講習会に参加ができる
・麻雀仲間が増える
一つずつ解説していきます。
リーグ戦への参加ができる
憧れのリーグ戦に参加ができるようになります。
各団体により名称が違いますが、最高位戦日本プロ麻雀協会に関しては、最高位戦リーグへ参加ができます。
プロだけが参加しているリーグになるので、普段の仲間や雀荘でやっている麻雀とは緊張感が違います。
一打一打をしっかり考えて、昇級できるために全員が全力を尽くします。
普段生きている中で特に社会人になると、夢中になれることや緊張する機会というのがなかなか少ないですが、リーグ戦に参加して、あらためて多くの緊張感や楽しさ、充実感を得ることができました。
あなたもプロと立場でしか味わうことができないリーグ戦に参加するためにも是非プロテストを受験してみてはいかがでしょうか。
講習会に参加ができる
プロ団体によって違いがあるかもしれませんが、講習会に呼んでくれます。
そこではプロとしてのマナーを教えてくれます。
雀荘で、いままで当たり前にやっていた事が、マナー違反になっていることが多くて驚くと思います。
麻雀の向き合い方を改めるためにも、とても良い講習会です。
麻雀仲間が増える
これが一番嬉しかったのですが、麻雀への向き合い方が同じの仲間がたくさん増えます。
僕が出会ったプロの方々はみんな親切で優しく、麻雀にたいしても真剣で話が合う方ばかりです。
プロになるまで、同僚や雀荘の仲間と打つ機会が多かったのですが、机を強く叩いて機嫌が悪くなったり、「運が悪かっただけだ」と言い訳をする人がたくさんいました。
勝っても嫌な気持ちになることが度々ありました。
しかしプロの方々は負けた時も、自分の原因を探ししっかり原因追及する立派な方ばかりです。
当然マナーの悪い人はいません!
勝てば祝福もされます。
そんな良い環境で麻雀ができているのは最高位戦日本プロ麻雀協会に所属できたからという理由が大きいです。
あなたも麻雀が好きで純粋に向き合いたい場合にはプロテストをぜひ受けてみてください。
まとめ:麻雀が好きな方は努力をすれば必ずプロテストに合格できます。
今回は麻雀のプロテストについて解説しました。
プロ雀士になるには、とにかく努力が必須です。
椅子に座りすぎて腰を痛めたこともありました。
しかし努力と点数は比例します!
あなたもプロ雀士になりたいのであれば、まずはプロテスト を受けてみましょう。
今回は以上です。