本記事の内容
・麻雀の攻める時につかえる技
・麻雀の守るときに使える技
・あがれない時に使える麻雀の小技
今回は麻雀で誰もが使える技について紹介します。
麻雀をするようになると会話の中で、「ひっかけ」や「赤切り」などの言葉を耳にすると思います。
麻雀には読みなどがある反面にその読みを利用した技があるのです。
技を知っていれば、その状況になった時に相手を騙す事ができます。
知らなければ、相手がその技を使ってきた時に騙されてしまいます。
そんな勝敗を大きく左右する麻雀の技を紹介していきます。
本記事を読み終えることには、攻めや守りに使える技を理解し、相手を出し抜くことができるようになりますよ。
前置きが長くなってしまいましたが、それではさっそく本題へ行きましょう。
目次
麻雀の攻める時に使える技
まずは攻めで使える麻雀の技を紹介していきます。
攻めで使える技ですが、攻められたときにも読みで使えるので知っているだけで役に立ちますよ。
攻めで使える技は下記の5つです。
攻めの技
・ひっかけリーチ
・赤ドラ切りリーチ
・単騎待ちリーチ
・リャンメン対子の対子落とし
・壁を利用した待ち作り
一つずつ解説していきます。
ひっかけリーチ
まずはひっかけリーチについて紹介します。
ひっかけとは、スジになる牌をあがり牌にして待つことです。
リーチ者に対して攻める場合はスジをたどって攻め込む方が多いので有効な手段です。
例えばあなたの捨て牌にが捨ててあったとしたらがスジとなります。
そのがあなたの河に捨てられている状態で、を持ってシャボ待ちリーチをすれば、相手はスジなのでを捨てる確率が上がるのです。
ちなみにを持っていて切りリーチなどのひっかけは、自然によく発生するひっかけリーチなので警戒されますし、警戒する必要もあります。
ひっかけは効果的で使用頻度の高い技なのでぜひ試してみてください。
赤ドラ切りリーチ
赤ドラ切りリーチをすると、相手が上手い方であれば37を出しやすくなります。
リーチをするまで赤ドラを持っていたという事は、やでの形から5切りリーチの可能性が高くなるからです。
やを引いた時にを使い切れるようになるので、テンパイのタイミングまで持っていることが多くあります。
よくあるやから切りリーチも考えられますが、その場合は赤ドラを普通は捨てません。
以上の理由から、は比較的に安全な牌になるのです。
説明した読みを利用してやの形からあえてを捨ててリーチすることによって、上がり牌を誘いやすくなります。
満貫が確定していて、あと1役つけても変わらない場合などはぜひ試してください。
単騎待ちリーチ
全員の不要牌で単騎待ちリーチはよく使用される技の一つです。
特になどは、不要になりやすく安全牌として残している人も多いので効果的です。
それだけではなく、単騎待ちで一度あがれば、あなたに対して全員を疑心暗鬼にさせることもできます。
例えばこんな形でリーチをすることですね。
単騎待ちの例
単騎待ち
河に1枚切れている牌なら更に安全牌に見えるので放銃してくれる確率が増えます。
リャンメン対子の対子落とし
やの対子を一つ早めに落としておくと、その待ちであがりやすくなる技です。
などの形は雀頭やリャンメン待ち、アンコ待ちで使える部分なので良い形とされています。
そんな良い形の牌を最初から捨てるはずがないので、「が切れていれば待ちはないだろう」「が切れていれば待ちはないだろう」と読まれるのです。
その結果、局の1~4巡目までにを捨てている状態でまちテンパイやを捨てている状態でまちテンパイであれば相手は放銃しやすくなります。
最終形を考えたときに、対子やアンコが不要と判断した場合にはおすすめの技です。是非おためしください。
壁を利用した待ち作り
壁(4枚切れの牌)がある場合には利用して待ちを作ると放銃しやすくなる技です。
私もそうですが、おりる時や攻め込むときは壁を利用して安全牌を探します。
例えばが4枚見えていれば、、、という状態が存在しなくなるので、は振り込む可能性がひくい安全牌と認識されます。
そこで先ほど紹介したような単騎や単騎などができればあがりやすくなるのです。
何気に成功しやすい技なのでおすすめです。
麻雀の守るときに使える技
麻雀は約1/4でしか上がれない競技です。
その大半をしめる3/4の守りに使える技を3つ紹介します。
守るときに使える技3選
・合わせ打ち
・ハイテイずらし
・役牌の保持
こちらも一つずつ紹介していきます。
合わせうち
合わせ打ちは最も守備力の高い打ち方です。
麻雀のルール上、合わせ打ちをした場合には誰もあがることはできません。
手順は簡単で、上家(あなたの左に位置する人)が切った牌と同じ牌を同じタイミングで捨てるだけです。
注意点としては、あなたの牌で上がることはできないのですが、鳴くことは可能なので、下家(あなたの右に位置する人)に鳴かせたくない場合には、それも考慮しなくてはいけません。
振り込まない点に関しては絶対に放銃することはないので、上家が捨てた牌をあなたが持っていた場合には、その瞬間のみ完全安全牌なので守る時にはおすすめの技です。
ハイテイずらし
ハイテイ牌をツモさせない方法をハイテイずらしといいます。
仮にハイテイでツモ上がりされると、単純に通常の倍支払うことになるのでリスクを減らすために大事な技です。
そんなリスクを消すためにも、おりている人や、テンパイ狙いの人にハイテイをずらしましょう。
やり方はいたって簡単で狙ってチーやポンするだけです。
しかしそのためにはハイテイ場所の認識しておかなくてはなりません。
下記の表を参考にハイテイツモの場所を認識しておきましょう。
ハイテイツモ移動表
鳴き内容 | ハイテイの位置 |
鳴きが無い状態 | 南家 |
チー | 一つ下家(右に)に移動(一局の間にチーが一度の場合は西家) |
誰かが下家からポン | 三つ下家(右に)に移動 |
誰かが対面からポン | 二つ下家(右に)に移動 |
誰かが上家からポン | 一つ下家(右に)に移動 |
暗槓&加槓 | 一つ上家(左に)に移動(一局の間に暗槓が一度の場合は東家) |
誰かが下家から大明槓 | 二つ下家(右に)に移動 |
誰かが対面から大明槓 | 一つ下家(右に)に移動 |
誰かが上家から大明槓 | 移動なし |
上記の表を参考にハイテイツモを自在に操る技を身につけましょう。
役牌の保持
守りに徹したい局面では、役牌を捨てない判断も必要です。
技というか心得かもしれませんが、、、
役牌を必要とした手牌の相手を遅らせたり上がらせないことができます。
役牌を鳴くのを前提にチーやポンをする人もたくさんいます。
そんな相手を少しでも上がらないようにするために、手牌の中に役牌をかかえておきましょう。
あがれない時に使える麻雀の小技
最後に対戦相手を翻弄させる上がれない時に使うべき小技を二つ紹介します。
相手を翻弄させる2つの技
・ドラを見せる
・清一色に見せる
どちらも守りがうまいことを前提にした技ですが、効果が高いのおすすめです。
それでは一つずつ紹介します。
ドラを見せる
明らかに上がれないと気づいた時に、ドラをポンできるチャンスがあれば鳴いてみてください。
それだけで、相手をおろしたり、テンパイを急がせて、あがり点数を落とさせることが可能です。
例え上がれそうにない手配でも相手にはわかりません。
ドラ3に上がり役がついた時点でマンガン確定の状態が見えている人に押せる人はなかなかいません。
よほど待ちがよくないと押しにくいので、大きな手を上がられにくくなります。
清一色に見せる
手配の中がどうであれ、一回鳴いた後に、鳴いた色以外の色をたくさん捨てましょう。
その行動をするだけで、上家はその色を捨てにくくなるし、まわりからも警戒されます。
例えば、ピンズをチー出来たら、あとはマンズとソーズだけの河にしてください。
あなたの手配にピンズが多くあると思われて、相手の手配進行も遅らせることが可能です。
守備が落ちてしまいますが、安全牌を多く抱えている場合にはぜひ試してみてください。
まとめ:麻雀は心理戦 技で相手を翻弄させよう
今回は麻雀で使える技について紹介しました。
今回紹介した技を使うのもいいですが、知っておくと相手がしかけてきた時に気づくことができます。
上手な方は、動作などでもテンパイに見せたりたくさんの工夫をしています。
あなたも技をしっかり認識して騙されないようにしましょう。
今回は以上です。
ちなみに簡単に麻雀が上手くなる方法については下記の記事で紹介していますよ。
自然に麻雀の知識や経験が身に付いて上手くなる方法【誰でもできる】
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